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□ 勇者紀行 □

勇者紀行_1

17歳になった朝、僕は家のドアを叩く音で目を覚ました。
ドンドン!ドンドン!
誰だろう? 村の人たちにしてはせっかちだ。
僕が育った村は、気候が安定している上に周囲に凶悪な魔物もでない。それ故か、村人はみな優しくのんびりとしていた。
「どちら様ですか?」
ガチャと扉を開けるとそこには見知らぬ女性が立っていた。
薄い青のローブをまとった彼女は見定めるかのように僕の目をじっと見つめたかと思うと、パッと笑顔になり、
「探しました、勇者様。さぁ行きましょう!」
長い髪が美しいその女性は僕の手をガッチリ握り歩き出そうとする。
「ちょ、ちょっと!あなた誰ですか!?それに僕寝間着です!」
僕の声に振り向いた彼女はきょとんした表情で僕を見ると
「では、着替えてきてください」とにっこりと笑って手を離してくれた。

家の中で身支度を調える。
一体何なのだろう。勇者って……。
ぶつくさと文句を言いつつ窓の外を見ると彼女は手を後ろに組んで待ちぼうけていた。
どこか気品の漂う顔だが、まだ幼さも残っている。
自分と同年代か少し上くらいに見受けられる彼女だが、ローブの上からでも分かるほど出ているところは出ていた。

準備を整え再び彼女と向き合う。
「準備整いましたか?では行きましょう!」
「いや、何を言ってるの?ちゃんと説明してよ」
「そうですね。勇者様の仰るとおりです。」
彼女大きくうなずき同意を示してくれる。
「では、その話は村を出て歩きながら」
僕の手を引き強引に歩き始める。
「ちゅっと!いい加減にしてよ!」
振りほどこうとする僕の目に人だかりが移る。
村人達だ。ほぼ村人全員かと思えるほどの人数がそこにはいた。
なんの騒ぎだろう。
手を振りほどくのも忘れて僕はその人混みを注視する。
そんな僕の様子に気づいた人だかりの人々がこちらを向く。
「勇者様だ!」
「勇者様!!」
「頑張ってください!勇者様!」
一人が叫んだ勇者という言葉を皮切りに勇者コールが始まる。
僕の手を引く彼女はそんな人だかりのど真ん中を突っ切るようにして進んでいく。
「勇者様!」「勇者様!」「勇者様!」「勇者様!」
熱烈な勇者コール、見知った村人が僕に向けて手を振る。
よく見ると『いってらっしゃいませ、勇者様』という弾幕まで用意されていた。
僕はどうすれば良いのか分からなくなりただただ彼女に手を引かれおずおずと歩くだけ。
一方、彼女は僕とは真逆に、村人達に笑顔で手を振り「ありがとう、ありがとう」と勇者コールに返事をしていた。
どちらかと言えば彼女の方が勇者だと言った方がしっくりくる。

そんな熱狂的な見送りを抜けしばらく歩いた僕ら。
「いやー、良い村長さんでしたね。勇者様の話したら見送りまで用意してくれて」
僕が17年間育った村はかなり遠くに見える。
「あ、申し遅れました。私、サラと申します。職業は大賢者です」
「はぁ」
何やら自慢げな彼女を僕は半ば呆れて顔で見る。
「そしてあなたは第2839753番目の勇者様です」
「はぁ」
どんどん離れていく自分の村をちらちら見ながら彼女の言葉に相づちを打つ。
「今、世界は未曾有の危機に瀕しています」
人差し指をピンと立てた彼女はこちらを振り向き真剣な顔をしている。
「なんと勇者の血を引く人間が貴方1人になってしまいました。これは由々しき事態です。勇者様が死んでしまったらゲームオーバーです!貴方がラスト勇者です!」
「じゃあ僕はアレですか? 魔王を倒せば良いんですか?」
自分が本当に勇者であると認めたわけではないが取りあえず話を合わせる僕。最後の勇者かどうかはおいといて確かに僕には血族がいない。小さな頃から村長に育てられ両親はどこの誰かさえ知らなかった。
「2割正解ですがもっと重要なことがあります」
立ち止まった彼女に釣られるようにして僕も立ち止まる。
「もっと重要なのは勇者の血筋を絶やさないことです」
「はぁ」
「というわけで、勇者様にはこれから世界各地を巡って頂き、行く先々で女性を孕ませて頂きます。魔王退治はそのついでにやって頂

ければ結構です。魔王なんてものは倒しても復活するものですが、勇者の血は絶えたら取り返しがつきません」
「……」
「大丈夫です!私は大賢者なので眠らせたり姿消したり記憶消したりはお手の物ですから」
自慢げな笑顔が眩しい。

「帰ります」
踵を返す。村は点のように小さくなっていた。
「あ、信じてませんね」
追いかけてくる彼女。
「当たり前だろ」
「じゃあ証拠見せてあげますから」
僕の行く手を阻むようにして彼女が立ちふさがる。
「ほら、あそこにスライムがいます」
彼女は草陰を指さす。確かにスライムが一匹こちらの様子を伺っていた。
だからなんなのだと抗議しようと視線を戻すと彼女は何やら小声で唱えていた。
周囲に急に冷たい風が吹く。そして今までの晴天が嘘のように空には漆黒の雲に覆われる。
雲の合間から稲光が見えたかと思った刹那、今までに見たこともないような稲妻の束が僕のほんの10メートル先に落ちた。
耳が痛くなるだけで音さえ聞こえない。
さっきまでスライムがいたところは丸焦げになりのどかな風景は一変していた。
僕は腰を抜かしてしまいその場へへたり込む。
彼女はというと、パタパタと走り出していた。
丸焦げの中心から何かを回収し戻ってくる彼女。さっきの暗雲は幻だったかのように消え去っていた。
「ほら、手加減したんで生きてます」
彼女の手にはサッカーボール級のスライム。
「あ、あなたが大賢者だと言うことははっきり分かりました」
何をどう手加減すればあんな魔法が繰り出せるのか。
「そうですか、光栄です。次は勇者様の番ですね」


へたり込んでいた僕に追い打ちをかけるように覆い被さってくるサラ。
「なんなんですか!?」
「あ、ちょっと静かにしててください」
彼女を突き放そうとした瞬間だった。サラが小さな声で何かを唱えたかと思うと、突然身体がいうことをいかなくなる。
「ちょっと大人しくしててくださいね。終わったら満月草あげますから」
「あ……」
四肢は勿論、舌先すらまともに動かなくなった僕を尻目に彼女は僕の上にまたがりズボンを脱がしていく。
すっかり露出する下半身をサラはこれでもかというほど凝視する。
「流石、勇者様。立派なものをお持ちで」
白くしなやかな手で一撫でされる。
痺れて動かない身体とは対照的に、彼女の手の感触はただ撫でただけとは思えないほどの快楽をもたらす。
むくむくと大きくなり始める僕のペニスを見て彼女はじっと凝視し「感度もいいです」とクスクス笑う。
完全に勃起すた僕のペニスを確認すると、サラはさっきのスライムを取り出す。
「勇者様、スライムおなにーしたことあります?」
満面の笑顔で恐ろしいことを訪ねてくる。魔物でオナニーなんてしたことあるわけがない。
「ないですよね。スライムでオナニーなんてどん引きです」
しゃべれない僕から表情だけで意志を読み取る彼女。
決して崩さない笑顔にはどこかサディスティックなものを感じる。
「でも、とーっても気持ちいいんですよ?」
スライム左手にもち、もう一方の手で僕のペニスを摩り始める。
手袋をはめた右手はシルク独特のツルツルとした感触。
竿の部分を優しく包み込まれ、サラサラとした感触が上下に滑っていくたびに腰が背筋に電流が走る。
「でも普通スライムでオナニーする人たちって、スライム殺してただのオナホとして使ってるだけなんです」
右手の繊細な動きを少しも損なわず、僕の瞳をじっと見つめ笑顔でしゃべりつづける彼女。
「スライムは淫魔じゃないですから、生きてるスライムにおちんちん突っ込んだら噛みきられるか溶かされて終わりです」
上下運動から揉み込むような運動に切り替わる右手。竿を握る4本の指はまるで別々に意志を持ってるかのような動きで責め立てている。時々混ぜられる滑るような運動がシルクの心地よさを喚起させる。
4本の指による甘い揉み込みを逃れた亀頭部は親指によっていじめ抜かれる。先走り汁を絞り出し吸い取るようにして、ふにふにと擦られる。そして、水分を吸って摩擦がさらに軽減されたシルクで亀頭全体を滑らせるようにして撫でられる。
「でも、勇者様は特別なんです」ニィと笑う彼女。
「魔物達にとっては、勇者様の精液は1回分で1億の人間を食べたくらいの価値があるんです」
ペニスを摩る手が加速していき亀頭をなで回す親指も裏筋の弱いところを重点的に責め立ててくる。
「だから知性を持った魔物に精液あげちゃうと大変なことになるんですけど、こういう下等な魔物に精液の味覚えられちゃうとどうなると思います?」
「……分からないですか?じゃあ試しちゃいましょう♪」
言い終わるのと同時に握る強さを強め一気に摩りあげる。
彼女の手が摩りあげる感触と、それとずれるようにしてツルツルとしたシルクの感触が僕を絶頂へと導いていく。
すかさず尿道口にスライムがあてがわれ、白い精液がスライムの青い体内へ注入されていく。
ドクドクと何度かにわたって注ぎ込まれていく僕の精液。
スライムに体内に吸い込まれた白はやがて青に同化していく。
するとブルブルッとスライムが振動したかと思うと青かったスライムがみるみると赤く染まっていく。

「スライムに勇者ザーメン覚えられちゃいましたね。じゃあお楽しみに♪」
スライムを支えてた手を離す彼女。重力に従い僕のペニスを飲み込むようにして落ちてくる。
ヒヤリとした冷たい感触。スライムの中はヌルヌルとした粘液の固まりで、その感触だけで僕は射精しそうになるほど。
しかし水気が多かった感触はやがてどんどんゼラチン質に変化していく。
それと同時にスライムに体内は上下運動を始める。
ゼラチン質がカリ首に引っかかり少し引っ張られたかと思うと呆気なく崩れていく。
崩れたゼラチン質はすぐに元通りに復旧し再びカリ首に絡みついてくる。
非現実的な快感。肉感の全くない快感がペニスを包み込む。
「耐えても無駄ですよ。このスライムはもう生きたオナホですからイクまで……いや、イッても絶対離れません」
勇者様のピンチなのに愉しそうに僕の顔を観察し続けるサラ。
何度も何度も新品のゼリーにペニスを突き立てるような快楽。そう長く耐えられるはずがない。
緩急も付け始めたスライムの動きに呆気なく僕は2度目の射精をする。
ビュビュと赤い体内に白が飲まれていく。
スライムも射精を理解してるかのように竿の部分の圧迫を強め絞り出していく。
「スライムでイッちゃうなんて情けない勇者様」
蔑むような笑顔で彼女は僕の顔を覗き込んでくる。
「ほら射精しておちんちんビクビクしてるの丸見えですよ? 恥ずかしくないんですか?」
スライムは精液が止んだのを待っていたかのようにしてまた僕のペニスから精液を取り出そうとする動きを始める。
先ほどの固めの感触とは違い、ヌルヌルとして柔らかい。
ローションのような粘液の中には無数の小球びっしりと詰まっていてる。
そこに捕らえられたペニスに蜷局を巻くようにしてつぶつぶが移動していく。
裏筋やカリ首、尿道口には特に重点的に絡みつき、舐められているかと思うほどしっかりと摩りあげられる。
「死んだスライムと違って、この子は勇者様の気持ちいいところどんどん覚えて行っちゃいますからね」
確かにその通りだった。時間が経つにつれスライムの責めはより適切な強度でピンポイントなものになっていく。
もう駄目だ……!
緊張させていた筋肉をゆるめ力を抜く。ビュルッ!ビュ!本日3度目の射精。
「流石勇者様です。3回目なのにこんなに濃い。スライムも喜んでますよ」
彼女の言葉通りスライムは尚も僕のペニスを責めることをやめない。
今度は無数のヒダがサワサワと僕のペニスを包む。
左右上下それぞれ固さの違うヒダが別々に運動し、くすぐるようにひっかくように責めてくる。
「あはは、スライムどんどん新しい責め方覚えていきますね。最高ですよね、スライムおなにー」
僕を助ける気はサラサラ感じられない。
彼女はスライムに一切の責めを任せ、ただ僕の目をじっと覗き込んだりクスクスと笑ってたりしているだけ。
「いいですか?勇者様。今回はスライムだから良いですけど、こんな早漏チンポじゃ淫魔に会ったらゲームオーバーですよ?」
スライムはヒダを無数の繊毛に変化させていく。
1本1本がペニスに絡みつけ強弱を付けて締め付けたりゆるめたりしてくる。
亀頭部は繊毛のブラシが舐めるようにして往復する。
すっかり我慢する気の無くなった僕は4度目の精を放つ。
「あは、またイキましたね。今日は早漏チンポを徹底的に鍛えますからね♪」

その後、何度射精したか分からない。やがて僕は気を失った。


「あ、起きましたか?」
目を開けるとそこにはサラがいた。
眩しいほどの笑顔。先ほどのサディスティックなものとは異質の屈託のない笑顔だった。
「ご自分が勇者であると納得して頂けましたか?」
「え、ああうん」
あまり納得はしていないが、否定すれば何されるか分からないし。
「良かった。ここから始まる勇者伝説です」
立ち上がろうとする僕の手を取る彼女。
「そういえばこの子どうします?」
みるとさっきの赤いスライムが彼女の後ろに隠れていた。
「どうするって、倒せば経験値的なものが入るんじゃないかな」
「倒すって……私ならともかく勇者様には無理ですよ。どれだけ勇者様の精液吸収してると思ってるんですか?ご自分の精液に力を侮らないでください」
お前は弱いとさらりと言われ少し傷つく。
「放っておいて悪さされても困るんで一緒に連れて行きましょう。勇者様もその方が良いですよね?」
にやりと笑う彼女、僕は何も言えなくなる。
「おいで」
サラはスライムを掴むと、見た目からいってとても入りきるはずのない袋に無理矢理押し込めていき、ついには収納してしまった。
「それでは出発です。張り切っていきましょう」
「あ、待って」
彼女の背中を追いかけていく。

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Date:2009/11/01
Trackback:1
Comment:1
UserTag: 手コキ(手袋)  スライム責め 

Comment

* すらいむおなにー

面白いです!!!

スライムでオナニーってすごい新鮮ですね

更新待ってます
2009/11/05 【枷識】 URL #-

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2010/05/08 【

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